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歌舞伎当代記歌舞伎の始まりは、「当代記」という史料によると、1603年ころ「この頃、かぶき踊りというものが踊られた。出雲の巫女(みこ)を名乗る国という女性が、京に上り変わった風体の男の扮装をして踊った」と書いてあります。この、国という女性は、一般的に「出雲の阿国」と呼ばれます。



現在では、歌舞伎に女性は出演しませんが、1629年に、遊女歌舞伎が禁止されるまでは、歌い舞う芸妓、「歌舞妓」といわれていました。現在の「歌舞伎」という表記が定着したのは、明治時代になってからです。


江戸時代の歌舞伎は、歌舞伎踊り歌舞伎劇に分けられるといいます。歌舞伎踊りは、若衆歌舞伎までのことを指し、流行の歌にあわせて踊るようなものを言います。歌舞伎劇というのは、現代にみられるような、舞踊の要素が強い演劇のことを言います。その後、若衆歌舞伎は禁止されます。なぜかというと、若衆歌舞伎とは女装した少年が演じるものだったのですが、当時、衆道(男同士の恋愛)が盛んだったため、役者関連のトラブルが多く発生したため、幕府に禁止されてしまいました。


歌舞伎劇第二次世界大戦後になると、GHQは、反民主主義的な内容のものや、仇討ち物の上演が禁止されました。これらが解除されるまで、古典的なものを公演することはできませんでした。昭和20年代になると、テレビ放送がはじまり、テレビでも歌舞伎の舞台が放送されるようになりました。



今日では、メディアにより、歌舞伎ブームなども起こり、歌舞伎を見ながら解説を聞くことができる、「イヤホンガイド」というものも開発されています。若い人たちにもわかりやすいように工夫されてきているので、敷居はだいぶ低くなっているのではないかと思います。

歌舞伎の歴史

歌舞伎の始まりは、「当代記」という史料によると、1603年ころ「この頃、かぶき踊りというものが踊られた。出雲の巫女(みこ)を名乗る国という女性が、京に上り変わった風体の男の扮装をして踊った」と書いてあります。

歌舞伎公演場所

歌舞伎がどこで公演されているのかをご紹介します。まず、日本にある、歌舞伎の劇場をリストアップします。数で比較すると、東京、大阪が多いですね。現存する最古の歌舞伎劇場は、香川県の「金丸座」です。

チケットの買い方

手軽にインターネットで調べるのであれば、松竹の歌舞伎に関する「歌舞伎美人」というサイトがあるので、そちらの公演情報を調べれば、各歌舞伎座の公演内容や、チケットの発売日などの情報を知ることができます。また、どの役者が何の役をやるのかまで調べることができます。

鑑賞中のマナー

歌舞伎を鑑賞する際のマナーについてご紹介します。まず、歌舞伎においてだけではないですが、携帯電話の電源はoffにしましょう。服装に関しては、特に規定はありません。ジーンズでもOKです。